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2021年7月10日土曜日

ばくアニ解説:「階段積み」編(3)~「底上げ階段」

ばくアニ解説:「階段積み」編(3)~「底上げ階段」


【はじめに】

原始的な「階段積み」は単純ながらも優秀で、

上手くはまったときの早さは

目を見張るものがあります。

しかし幾つか見逃せない弱点があり、

実際に組んでいると

前回解説した「最下段餌1個」等、

対処の難しい問題に度々直面します。

爆発力は高いが安定性にやや難がある感じです。


今回は「階段積み」の応用として

私が「底上げ階段」と呼んでいる形を紹介します。

元の「階段積み」の強みを活かしつつ

弱点をある程度克服しており、

私自身もよく使っている

なかなか実戦的な連鎖法です。


【がいよう】

■高い場所で「階段積み」を組む
~最下段以外で組んでも同じ連鎖

■高い位置に作る利点①
~発火点が増える

■高い位置に作る利点②
~「階段積み」で消えるブロックを付け足せる

■高い位置に作る利点③
~「階段積み」からの後回収連鎖を狙える


【ほんぺん】

■高い場所で「階段積み」を組む
~最下段以外で組んでも同じ連鎖

たとえば次のような平凡な「階段積み」があったとします。

「最下段餌1個」を抱えているため

発火やら伸ばしやらに苦労しそうです。


では、この「階段積み」を最下段ではなく

そのまま同じ形で高い位置に作ってみましょう。

まずは、何か適当なブロックを下に敷き詰めて

「階段積み」を組む場所を高い位置に用意します。


後はその上で同じ形の「階段積み」を組みます。

これで完成です。

最下段ではないので一見分かりづらいかもしれませんが、

「階段積み」の部分は元の形から変わっていません。

そのため、これを元の「階段積み」と

同じように発火すれば、

元の「階段積み」と同じ連鎖が起きます。


このように下に何かを敷き詰めて

その上に「階段積み」の形を作ったものを

ここでは「底上げ階段」と呼びます。

繰り返しになりますが、やっていることは

ただ高い場所で「階段積み」を組んでいるだけです。

しかしこれが非常に大きな働きをします。


※補足

下に敷くブロックに関しては、

「階段積み」の形を上に乗せられるなら

どこに何のブロックを置いても構いません。


■高い位置に作る利点①
~発火点が増える

高い位置にある「階段積み」を発火する際は、

本来の「階段積み」の発火点に加え、

その下のブロックも発火点として使えます。


たとえば、この最下段で組まれた「階段積み」を発火するには

下のを消すしかありません。

しかし発火点の下にブロックがある場合、

それを消すことで

元々の発火点であるだけでなく

その下のブロックも発火点として使えます。

餌が下の1-1階段は、最下段では苦しい発火を強いられます。

しかし高い位置にあればこのように

柔軟な発火が可能になります。



※補足

下のブロックの形によっては、

発火点として使えない場合もあります。

(段差のずれが起きない、ずれが大きすぎる、等)

このような場合には、頭を1連鎖伸ばすことで

改めて複数発火できる形を作れます。


■高い位置に作る利点②
~「階段積み」で消えるブロックを付け足せる

「階段積み」の連鎖は、その名の通り階段連鎖です。

落ちてきたブロックが

横のブロックと接触して連鎖になります。

それでは、階段連鎖で落ちてきたブロックの下に

同色のブロックがあるとどうなるでしょうか。

連鎖で落ちてきたブロックは、

横のブロックと接触するだけでなく

下のブロックとも接触して「カギ積み」のように消えます。

下に置いたブロックのぶん、

元々の「階段積み」から更に火力が高まる計算です。


特に、落ちてきたブロックが餌で

下に仕込んだブロックが動物の場合、

強力な「多頭食い」になります。

また、元々の「階段積み」が餌を伸ばし辛い形であったとしても

下の餌から連結を稼ぐようなことも狙えます。

これは最下段ではないからこそできる芸当です。


■高い位置に作る利点③
~「階段積み」からの後回収連鎖を狙える

下に敷き詰めたブロックのうち

「階段積み」と一緒に消えないものは、

「階段積み」が消えた後に回収するような

連鎖として利用できます。


たとえばバナナ(餌)を下に敷き詰めて、その上に

バナナを使わない「階段積み」の形を作ります。

この「階段積み」を発火すると、連鎖が起こる都度

その上にあったゴミブロックが

下のバナナに向かって落ちてきます。

もしも「階段積み」最後の階段連鎖が消えた後

落ちてくるゴミブロックが

下のバナナを食べる動物……だった場合、

どうなるでしょう。

「階段積み」部分の連鎖が全て終わった後、

下に敷き詰めた大量のバナナを消す連鎖に繋がります。

しかも、最後に落ちてくるを複数用意すれば

あっという間に「多頭食い」ができます。

このように、後回収連鎖で簡単に

大火力を狙うことができます。


また、下に(動物)を敷き詰めた場合も同様に、

上にバナナ(餌)を用意してあげれば

簡単に強力な大量消しや「多頭食い」を狙えます。

※補足(注意)

「階段積み」の上にブロックを置いて

後回収を狙う際は、

必ず「階段積み」最後の連鎖の上に

全てのブロックを置きましょう。

もしも途中の連鎖の上に

1個でも混じってしまった場合、

折角仕込んだ後回収が暴発してしまいます。

よくある失敗なので注意しましょう。


※補足(応用)

普通の階段連鎖の上には

2列ぶんしか乗せられませんが、

階段連鎖の連結を横に伸ばすことで

3列以上乗せる場所を確保できます。

「階段積み」の形が綺麗な場合は

最後の連鎖のブロックを

他の列の上に付け加えるだけでOKです。

やや応用的なテクニックですが、

これを狙ってできるようになると

餌と動物の上下に関わらず

「3頭食い」以上が可能になります。



【おわりに】

高い場所で「階段積み」を組む

「底上げ階段」を紹介しました。

連鎖が高い位置にあるだけで、

元の「階段積み」の強さはそのまま

更に発火しやすさや火力の上げやすさが

向上しています。


このように、高い位置の連鎖は

何かと応用が利きやすく、とても便利です。

初めのうちはなかなか

感覚を掴めないかもしれませんが、

まずはこの「底上げ階段」

高い位置の連鎖に慣れてみて下さい。


※また、これに慣れると

前回解説した「最下段餌1個」

如何に厄介な形かを実感できると思います。


今回はここまでです。


前:ばくアニ解説:「階段積み」編(2)~嵌まりやすい悪循環


2021年6月27日日曜日

ばくアニ解説:「階段積み」編(2)~嵌まりやすい悪循環

 ばくアニ解説:「階段積み」編(2)~嵌まりやすい悪循環


【はじめに】

前回は「階段積み」の基本的なことについて解説しました。

「階段積み」は直感的に分かりやすく

連鎖数を稼ぎやすい定形です。


しかし、そのポテンシャルを充分に発揮させるには

餌の連結も重要になります。

これを軽視して闇雲に連鎖数を稼ぎに行くと、

とある悪形ができて

後々大変な事になってしまいます。


今回は、その悪形と悪循環について解説します。


【がいよう】

■「最下段餌1個」の発生
~「階段積み」で生じやすい悪形

■「最下段餌1個」の弊害
-1.餌を付け足せない(当該連鎖)
-2.動物を付け足せない(当該連鎖)
-3.「多頭食い」を狙いづらい(次の連鎖)
-4.最下段以外で連鎖を作れない(周りの連鎖)
-5.「最下段餌1個」が「最下段餌1個」を呼ぶ
-6.火力不足になりやすい
-7.発火が窮屈になる

■まとめ
~悪循環の図


【ほんぺん】

■「最下段餌1個」の発生
~「階段積み」で生じやすい悪形

「階段積み」の完成を急ぐあまり

闇雲に連鎖数を稼ぎに行くと、

下に餌1個-上に動物1個の形

しばしば現れます。


例として

>人参バナナ

この配給で「階段積み」を目指してみます。

まずは早速、人参バナナを使って

下に-上にの階段連鎖を1~2列目に作ります。

すると同時に、下に人参1個の形が残りました。

次に、を使って

バナナ-の階段連鎖を3~4列目に作ります。

すると今度は、人参に加えて

バナナも下に1個の形が残りました。

このように「最下段餌1個」の形が次々と現れます。


これから詳しく解説して行きますが、

実はこの「階段積み」の「最下段餌1個」

致死連鎖を目指すうえで非常に厄介な存在です。

「階段積み」にも幾つか弱点はありますが、その殆どは

この「最下段餌1個」という悪形によるものです。


■「最下段餌1個」の弊害
-1.餌を付け足せない(当該連鎖)

「階段積み」を目指す場合、

下に餌の塊-上に動物の塊の階段連鎖は、

上の動物を置いた時点で

下の餌の連結数をどれだけ伸ばせるかが確定します。

もしも下の餌として

「最下段餌1個」を確定させてしまうと、

その階段連鎖は永遠に餌1個から増えません。


-2.動物を付け足せない(当該連鎖)

「階段積み」では基本的に

餌が動物より少ないと

餌を食べ損ねる動物が生じてしまいます。

つまり、餌1個に対しては

動物2個以上で食べさせる(=「多頭食い」を狙う)

ことはできません。

「最下段餌1個」は餌1個から増えようがないので、

食べさせる動物も1個から増えようがないです。

(※1-1階段が確定するともいえます)


-3.「多頭食い」を狙いづらい(次の連鎖)

「階段積み」の「多頭食い」は、

動物を縦に並べつつ段差のずれを利用するのが基本です。

特に、下に縦長の塊があれば

下の塊が消えることで

大きな段差のずれが生じるため、

自然に階段連鎖を連ねつつ「多頭食い」を狙えます。

しかし1-1階段は下の塊が1個しかないため、

これを消しても1段しかずれません。

これでは動物を縦に並べる「多頭食い」を狙えません。

「最下段餌1個」を確定させてしまうと、

その餌を使った1-1階段だけでなく、

次の連鎖でも「多頭食い」を狙えなくなるのです。


-4.最下段以外で連鎖を作れない(周りの連鎖)

階段連鎖が消える際は

下の塊だけでなく上の塊も段差として利用できます。

これによって様々な方法で連鎖を上に伸ばしたり

「多頭食い」を狙ったりすることが可能になります。

しかし、1-1階段は下の塊だけでなく

上の塊も1個しかありません。

その為、上記の応用的な連鎖を狙うには段差が足りません。

結局、1-1階段の周りでは

最下段のブロック(1段)頼りの連鎖しか作れないのです。


-5.「最下段餌1個」が「最下段餌1個」を呼ぶ

ある意味これが一番致命的な問題です。

「最下段餌1個」の周りでは

上記の応用的な連鎖が狙えないため、

前後に1-n階段を連ねることになります。

この時点でだいぶ苦しいですが、

もしも前後の1-n階段を

下に餌の形で作ってしまうと

再び「最下段餌1個」の1-1階段が誕生します。

このように、「最下段餌1個」を一度作ってしまうと

その周りで再び「最下段餌1個」

現れやすくなります。

まさに悪形が悪形を呼ぶ悪循環です。


-6.火力不足になりやすい

「階段積み」、特に「最下段餌1個」を含む場合は

餌も動物も付け足しづらい形が頻繁に現れます。

すると、全ての列を使い果たして出来上がるのは

餌の数」も「動物の数」も特筆するところがない

ただの5連鎖です。

これで致死量に届けば話は簡単なのですが、

残念ながらただの5連鎖では火力が全然足りません。

(※全て1-1の最小5連鎖の火力は、たったの28です)

餌の数」も「動物の数」も充分に稼げない

→なんとか「連鎖数」だけは稼ごうとする

→最下段にどんどん階段連鎖を作って行く

→5連鎖で限界を迎える

→その後どうすれば良いか分からなくなる

……という流れに嵌まりやすいです。


※補足

火力向上の策として

連鎖の後ろの方で1頭食いを複数作る

という手段をよく見ます。

付け足しに使えなかった色の餌と動物ブロックで

別の連鎖を作り、

これで火力の水増しをしようというわけです。

しかし、ばくアニに「○色ボーナス」の類は無いので

それほど大きな火力の上昇は望めません。

どうせ同色のブロックを使うのであれば

多頭食い」にしたり連鎖数を増やしたりした方が

火力に期待できる為、

1頭食いの同時消しは出来れば避けたい手段です。


-7.発火が窮屈になる

基本的に「階段積み」の発火点は

とても繊細かつ窮屈ですが、

発火点周辺に空間的余裕があれば

受けを広くすることも可能です。

しかし「階段積み」、特に「最下段餌1個」を含む形で

連鎖数を稼ごうとすると

最下段で横へ横へと連鎖を伸ばしがちです。

そのようにフィールドを横方向に使えば使うほど、

どんどん発火点周辺の余裕が無くなってしまいます。

そうなってしまうと

受けの広い形を用意することが不可能になり

苦しい発火を強いられます。

ブロックの偏りが激しいこのゲームに於いて

発火が苦しいというのは

それだけで致命傷になりかねません。


■まとめ
~悪循環の図


【おわりに】

「最下段餌1個」の形は、一見、

そこまで悪い形には見えないかもしれません。

故に、つい無警戒に作ってしまいがちです。


しかし、ここまで解説した通り

「最下段餌1個」を作ると

どんどん厄介なことになります。

絶対に作るなとは言いませんが、

作るからにはそのリスクをきちんと認識しながら

覚悟を持って組みましょう。

もちろん、そのような悪形を避けつつ

致死連鎖を組めるのであれば、

それに越したことはありません。


今回はここまでです。


前:ばくアニ解説:「階段積み」編(1)~基本と特徴

次:ばくアニ解説:「階段積み」編(3)~「底上げ階段」


2021年5月30日日曜日

ばくアニ解説:「階段積み」編(1)~基本と特徴

ばくアニ解説:「階段積み」編(1)~基本と特徴


【はじめに】

「階段積み」という連鎖法があります。

ぷよぷよを始めとして

多くの落ちものパズルゲームで使われる

非常に有名な定型連鎖法です。

ばくばくアニマルに於いても

「階段積み」を愛用しているプレイヤーは多く、

実用性は充分といえるでしょう。


そんな「階段積み」に関するあれこれを

数回に分けて紹介・解説して行きたいと思います。

今回は「階段積み」の基本形と

その特徴を解説します。


【がいよう】

■ばくアニの「階段積み」
~餌と動物を上下に分ける
■必要なブロックの数
~餌が動物以上あれば何個でも
■餌の連結
~火力向上に欠かせない
■「多頭食い」の狙い方
~縦長の形と大きな段差
■「階段積み」応用
~全ての段差を利用した連鎖
■「階段積み」の発火点
~工夫次第では窮屈さを軽減できる


【ほんぺん】

■ばくアニの「階段積み」
~餌と動物を上下に分ける

まずはばくアニの「階段積み」を紹介します。

ぷよぷよ等と同じように

同色ブロックの塊を1列ずらしで上下に配置し、

階段連鎖を次々に起こします。

ただし、ばくアニでは

同色の動物と餌が隣接すると消えます。

そのため、各階段連鎖は

・下に餌の塊-上に動物の塊

・下に動物の塊-上に餌の塊

何れかの形になります。

どちらの形を使っても構いませんし、

両方の形の階段連鎖を組み合わせて

「階段積み」を作ることも可能です。

これが「階段積み」の基本形です。


■必要なブロックの数
~餌が動物以上あれば何個でも

ばくアニでは

ブロックが消える条件に個数は関係無いため、

動物1個-餌1個から階段連鎖が可能です。

また、動物だけ、餌だけでは何連結させても消えないため、

ぷよぷよ等では不可能な

大連結を保持しておくことも可能です。

ただし、動物より餌が少ないと

餌を食べ損ねる動物が出てしまうので注意しましょう。

餌が動物以上あれば、

動物と餌が何個あってもちゃんと連鎖になります。


■餌の連結
~火力向上に欠かせない

致死連鎖を目指すにあたって

非常に重要なのが餌の連結です。

ばくアニの計算式は

連鎖数」×「餌の数(+1)」×「動物の数

なので、餌の連結が増えれば増えるほど

火力も跳ね上がります。


また、後述しますが

餌の連結によって大きな段差ができると

連鎖を上に伸ばせたり、「多頭食い」を狙えたり、と

様々な利益があります。


餌の連結を大事にすることで、直接的にも間接的にも

火力の向上に繋がります。


■「多頭食い」の狙い方
~縦長の形と大きな段差

階段連鎖の「多頭食い」は、

下の塊の段差を利用して

縦に並べた動物と餌を接触させるのが基本です。


この「多頭食い」を起こすためには、

複数の動物、動物以上の餌はもちろん必要ですが、

動物の数以上の段差も必須です。


たとえば動物ブロック「3」個の「多頭食い」を狙う場合、

3」段以上のずれを起こす必用があります。

もしも動物ブロック「3」個に対して

段差が「2」段以下しかなければ、

暴発してしまったり

動物に餌が届かなかったりして失敗します。

このため、階段連鎖の「多頭食い」を狙うには

大きな段差を作ることが重要になるのです。

そして「階段積み」では、

餌を縦長に高く伸ばすことで

大きな段差ができます。

「階段積み」を組むときは、

餌を伸ばすことを意識しましょう。


■「階段積み」応用
~全ての段差を利用した連鎖

応用になりますが、階段連鎖が消える際は

下の塊だけでなく上の塊も段差として利用可能です。


たとえば2列目に下の塊、3列目に上の塊の階段連鎖がある場合、

普通は2列目の下の塊を使って1~2列目に次の連鎖を作りますが、

上の塊も使うことで、3~4列目や2~3列目にも

次の連鎖を作ることができます。

これを利用することで、

最下段で横へ横へと連鎖を伸ばすだけでなく

上方向に連鎖を伸ばすことも可能になります。

また、「多頭食い」を狙う際も非常に役立ちます。

1つの段差で作ることも

複数の段差を組み合わせて作ることも可能です。


■「階段積み」の発火点
~工夫次第では窮屈さを軽減できる

「階段積み」では基本的に

連鎖の頭にある下の塊、則ち

最下段の餌や動物を消して発火します。


発火したい時にお目当てのブロックが

すぐ来てくれれば良いですが、

これがなかなか来てくれないのが

ばくアニというゲームです。

特に発火点が餌(動物待ち)の場合、

数十手発火できないなんてこともザラです。

ただし、発火点周辺に空間的余裕があれば

受けを広くすることも可能です。


たとえば発火点の餌の傍に

予め同色の動物を配置しておけば、

餌/動物待ちになります。


連鎖完成前に発火用の動物を引いた場合も

このように貴重な動物を無駄無く利用できます。

他にも、連鎖の頭付近に大きめの連結があれば

このように複数の発火点を構えることも可能です。

※骨/犬/バナナ/猿/笹/パンダ発火

(少々やりすぎ)


基本的に「階段積み」の発火点は

とても繊細且つ窮屈なので、

なるべくなら余裕を持たせて

発火しやすい形を構えたいところです。

その余裕を確保するのであれば、

少ない連鎖数で致死に仕上げたり

連鎖を上に伸ばしたりして

フィールドを横方向に使いすぎないことも

重要になります。


【おわりに】

「階段積み」の基本はこのような感じです。

「階段積み」は直感的に分かりやすく

連鎖数を稼ぎやすい定形ではありますが、

がむしゃらに5連鎖(飽和)まで作って終わり!……ではなく

しっかり餌の連結を大事にして組むことも重要です。


では、餌の連結を軽視して

闇雲に連鎖数を稼ぎに行くと

一体どうなってしまうのでしょうか。

それについては次回解説したいと思います。


今回はここまでです。



次:ばくアニ解説:「階段積み」編(2)~嵌まりやすい悪循環