ばくアニ解説:「階段積み」編(1)~基本と特徴
【はじめに】
「階段積み」という連鎖法があります。
ぷよぷよを始めとして
多くの落ちものパズルゲームで使われる
非常に有名な定型連鎖法です。
ばくばくアニマルに於いても
「階段積み」を愛用しているプレイヤーは多く、
実用性は充分といえるでしょう。
そんな「階段積み」に関するあれこれを
数回に分けて紹介・解説して行きたいと思います。
今回は「階段積み」の基本形と
その特徴を解説します。
【がいよう】
■ばくアニの「階段積み」
~餌と動物を上下に分ける
■必要なブロックの数
~餌が動物以上あれば何個でも
■餌の連結
~火力向上に欠かせない
■「多頭食い」の狙い方
~縦長の形と大きな段差
■「階段積み」応用
~全ての段差を利用した連鎖
■「階段積み」の発火点
~工夫次第では窮屈さを軽減できる
【ほんぺん】
■ばくアニの「階段積み」
~餌と動物を上下に分ける
まずはばくアニの「階段積み」を紹介します。
ぷよぷよ等と同じように
同色ブロックの塊を1列ずらしで上下に配置し、
階段連鎖を次々に起こします。
ただし、ばくアニでは
同色の動物と餌が隣接すると消えます。
そのため、各階段連鎖は
・下に餌の塊-上に動物の塊
・下に動物の塊-上に餌の塊
何れかの形になります。
どちらの形を使っても構いませんし、
両方の形の階段連鎖を組み合わせて
「階段積み」を作ることも可能です。
これが「階段積み」の基本形です。
■必要なブロックの数
~餌が動物以上あれば何個でも
ばくアニでは
ブロックが消える条件に個数は関係無いため、
動物1個-餌1個から階段連鎖が可能です。
また、動物だけ、餌だけでは何連結させても消えないため、
ぷよぷよ等では不可能な
大連結を保持しておくことも可能です。
ただし、動物より餌が少ないと
餌を食べ損ねる動物が出てしまうので注意しましょう。
餌が動物以上あれば、
動物と餌が何個あってもちゃんと連鎖になります。
■餌の連結
~火力向上に欠かせない
致死連鎖を目指すにあたって
非常に重要なのが餌の連結です。
ばくアニの計算式は
「連鎖数」×「餌の数(+1)」×「動物の数」
なので、餌の連結が増えれば増えるほど
火力も跳ね上がります。
また、後述しますが
餌の連結によって大きな段差ができると
連鎖を上に伸ばせたり、「多頭食い」を狙えたり、と
様々な利益があります。
餌の連結を大事にすることで、直接的にも間接的にも
火力の向上に繋がります。
■「多頭食い」の狙い方
~縦長の形と大きな段差
階段連鎖の「多頭食い」は、
下の塊の段差を利用して
縦に並べた動物と餌を接触させるのが基本です。
この「多頭食い」を起こすためには、
複数の動物、動物以上の餌はもちろん必要ですが、
動物の数以上の段差も必須です。
たとえば動物ブロック「3」個の「多頭食い」を狙う場合、
「3」段以上のずれを起こす必用があります。
もしも動物ブロック「3」個に対して
段差が「2」段以下しかなければ、
暴発してしまったり
動物に餌が届かなかったりして失敗します。
このため、階段連鎖の「多頭食い」を狙うには
大きな段差を作ることが重要になるのです。
そして「階段積み」では、
餌を縦長に高く伸ばすことで
大きな段差ができます。
「階段積み」を組むときは、
餌を伸ばすことを意識しましょう。
■「階段積み」応用
~全ての段差を利用した連鎖
応用になりますが、階段連鎖が消える際は
下の塊だけでなく上の塊も段差として利用可能です。
たとえば2列目に下の塊、3列目に上の塊の階段連鎖がある場合、
普通は2列目の下の塊を使って1~2列目に次の連鎖を作りますが、
上の塊も使うことで、3~4列目や2~3列目にも
次の連鎖を作ることができます。
これを利用することで、
最下段で横へ横へと連鎖を伸ばすだけでなく
上方向に連鎖を伸ばすことも可能になります。
また、「多頭食い」を狙う際も非常に役立ちます。
1つの段差で作ることも
複数の段差を組み合わせて作ることも可能です。
■「階段積み」の発火点
~工夫次第では窮屈さを軽減できる
「階段積み」では基本的に
連鎖の頭にある下の塊、則ち
最下段の餌や動物を消して発火します。
発火したい時にお目当てのブロックが
すぐ来てくれれば良いですが、
これがなかなか来てくれないのが
ばくアニというゲームです。
特に発火点が餌(動物待ち)の場合、
数十手発火できないなんてこともザラです。
ただし、発火点周辺に空間的余裕があれば
受けを広くすることも可能です。
たとえば発火点の餌の傍に
予め同色の動物を配置しておけば、
餌/動物待ちになります。
連鎖完成前に発火用の動物を引いた場合も
このように貴重な動物を無駄無く利用できます。
他にも、連鎖の頭付近に大きめの連結があれば
このように複数の発火点を構えることも可能です。
※骨/犬/バナナ/猿/笹/パンダ発火
(少々やりすぎ)
基本的に「階段積み」の発火点は
とても繊細且つ窮屈なので、
なるべくなら余裕を持たせて
発火しやすい形を構えたいところです。
その余裕を確保するのであれば、
少ない連鎖数で致死に仕上げたり
連鎖を上に伸ばしたりして
フィールドを横方向に使いすぎないことも
重要になります。
【おわりに】
「階段積み」の基本はこのような感じです。
「階段積み」は直感的に分かりやすく
連鎖数を稼ぎやすい定形ではありますが、
がむしゃらに5連鎖(飽和)まで作って終わり!……ではなく
しっかり餌の連結を大事にして組むことも重要です。
では、餌の連結を軽視して
闇雲に連鎖数を稼ぎに行くと
一体どうなってしまうのでしょうか。
それについては次回解説したいと思います。
今回はここまでです。
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