ばくアニ解説:「私的定形(仮)」編(3)~発展
【はじめに】
前回は「私的定形(仮)」の基本形を紹介しました。
基本的には3連鎖目に高火力「多頭食い」を狙うので、
その3連鎖目に使う色のブロックが沢山来れば
あっという間に致死連鎖が完成します。
しかし、そう都合の良いブロックばかり
沢山来るとは限りません。
3連鎖目のブロックがあまり来なければ、
当然、3連鎖目の高火力は見込めません。
そこで、今回の解説では
他の色のブロックに偏った場合の
大まかな方針を紹介します。
【がいよう】
■ばくアニの偏り
~狙いのブロックが来る保障はない
■3連鎖目に期待できない形
~他のブロックで高火力を狙う
■二の矢
~4連鎖目
■三の矢
~5連鎖目
■順不同
~かなり融通が利く形
■周りをなるべく動物で囲う理由
~発火点にも連鎖にも使える
【ほんぺん】
■ばくアニの偏り
~狙いのブロックが来る保障はない
ばくアニは、8種類ものブロックが
偏りの調整なくランダムで来るゲームです。
そのため、
特定のブロックが来るのを待ち続けているけど
数十手かけても来ない!
……といった事がよく起きます。
[永遠に来ないパンダの図]
それを考えると、
狙いの連鎖構築に必要なブロックが来るまで
延々と他のブロックを捨て続ける
という方針に固執するのは非常に危険です。
完成までに何手かかるのか
(そもそも完成するのかどうかさえ)
全く見当も付かないのですから。
狙い通りの連鎖が組めない場合は、
・連鎖完成を諦めて不完全発火する
・偏った他のブロックを利用して致死連鎖を作り上げる
何れかの方針へ切り替えることも大切です。
また、可能な限り
なるべく後者の方針を多くして
致死率を上げたいところです。
■3連鎖目に期待できない形
~他のブロックで高火力を狙う
これまで解説してきた通り、
「私的定形(仮)」では主に
3連鎖目の高火力「多頭食い」を狙います。
しかし、その3連鎖目に使う餌があまり来ない
或いはそもそも動物が全く来ない
(「多頭食い」にすらならない)
という事はよくあります。
そうなってしまうと、
3連鎖目の火力には全く期待できません。
しかし、実は
ここまで組めているのであれば、
これから紹介する方法によって
高火力「多頭食い」を狙うことができます。
3連鎖目の色のブロック(兎・人参)が少ないという事は、
他のブロック(犬・骨、猿・バナナ、パンダ・笹)が多い
という事になります。
そこで、3連鎖目に拘らず
これら他のブロックを使って
高火力「多頭食い」を狙おうというわけです。
寧ろここからが「私的定形(仮)」の
醍醐味とも言えます。
■二の矢
~4連鎖目
[多頭食いにすらならなかったの図]
この図では3連鎖目の餌(人参)が2個、
動物(兎)は初手の1個しかありません。
ここで予告にも
狙っていたブロック(兎・人参)が全く見えない場合、
3連鎖目が大きくなる見込みは非常に薄いです。
このような時は、他のブロック達の出番です。
最初に作った挟み込みの周りには、
3連鎖目の動物(兎)以外にも、
2~3連鎖目で使わない色の動物(犬、パンダ)が
複数待ち構えています。
これを利用して
「多頭食い」を作ってしまいましょう。
具体的には、3連鎖目の餌(人参)の上に
他の餌(骨、笹)を積み上げます。
まずは試しに餌(骨)を乗せてみましょう。
これを発火してみると
[1~3連鎖目]
3連鎖目が消えた後、
その位置に餌(骨)が降ってきて
[3~4連鎖目]
4連鎖目に大きな「多頭食い」が起きます。
見事ブロックの偏りを活かして
高火力を作ることが出来ました。
また、もう片方のブロック(パンダ・笹)に
偏った場合でも、
同様に餌(笹)を上に積み上げることで
やはり4連鎖目に
大きな「多頭食い」が起きます。
[1~3連鎖目]
[3~4連鎖目]
このように、どちらの色に偏っても
高火力の4連鎖を狙うことができるのです。
[連鎖シミュgif]
■三の矢
~5連鎖目
3連鎖、4連鎖ときて
もう一色残っているということは、
勿論それを使って
5連鎖目の「多頭食い」を狙うことも可能です。
[5連鎖狙いの図]
4連鎖目の餌(骨/笹)の更に上に
5連鎖目の餌(笹/骨)を乗せることで、
やはり同様の「多頭食い」が起きます。
[連鎖シミュgif]
■順不同
~かなり融通が利く形
このように、実はこの「私的定形(仮)」は
3連鎖目だけではなく
4~5連鎖目を狙うことも可能、
しかも順番はある程度自由となっています。
最初の挟み込みさえ組めてしまえば、
あとはかなり融通が利きます。
※補足
更にいうと、場合によっては
3連鎖目ですら挟み込みに拘らず
他の色にすることもできたりします。
[挟み込みの色を後回しにできるの図]
要するに、ココに餌が投げ込まれれば
対応する動物が喰らいついて連鎖になり、
その動物が複数なら「多頭食い」が
自動的に起こるというわけです。
「私的定形(仮)」では、ココになる空間を作るために
最初に挟み込みを作っていたわけです。
同じような連鎖を組むことができるのですが、
今回の解説では割愛します。
■周りをなるべく動物で囲う理由
~発火点にも連鎖にも使える
前回の解説で
挟み込みの周りは
なるべく動物ブロックを使って囲う
ことをオススメしましたが、その大きな理由は
・発火できる確率が高まる(前回の解説)
・後々の連鎖に活用できる(今回の解説)
この2点です。
周りの動物ブロックは
発火点にも連鎖にも見ることができるので、
貴重な動物ブロックを無駄なく利用できます。
発火したい/連鎖を作りたいけどなかなか動物が来ない!
というリスクが軽減されるのは、
ばくアニのゲーム性を考えると
非常に大きなメリットといえるでしょう。
【おわりに】
今回で「私的定形(仮)」の狙いはほぼ語り尽くしました。
実戦ではここから更に付け足したり、変形したり、
或いは上手く組めなかったりという事もよくあります。
そんな時でも、ここまで紹介した形と狙いを意識していれば
致死連鎖への道筋を見失わず
自然と致死を狙う事ができるはずです。
序盤に動物が沢山来たとき
どう捌けば良いか分からない!
という人は、
是非この「私的定形(仮)」を参考にしてみて下さい。
そして、お腹を空かせて待っている動物達に
沢山餌を食べさせてあげましょう。
(※ばくアニは主人公が飼育係を目指すゲームです。)
今回はここまでです。
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